1.企画名 特別展覧会・郷土ゆかりの作家
「日本画家 福王寺法林回顧展 ・遺志を継ぐ者 福王寺一彦」展
2.会場 鶴岡アートフォーラム ギャラリー1・2
3.会期 2014(平成26)年4月26日(土)〜5月25日(日) 27日間 月曜休館[ただし5月5日の祝日は開館]
4.開場時間 9:30〜18:00(入場は17:30まで)
5.観覧料 一般500(400)円/高大生300(240)円/中学生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
6.主催 鶴岡アートフォーラム/鶴岡市教育委員会
7.協力 福王寺一彦氏
8.後援 山形県/朝日新聞山形総局/河北新報社/荘内日報社/毎日新聞山形支局/山形新聞・山形放送/読売新聞東京本社山形支局/さくらんぼテレビ/テレビユー山形/山形テレビ/エフエム山形
9.内容 日本の美術界に大きな足跡を残し、惜しくも2012年2月にこの世を去った日本画家福王寺法林と、その息子であり、同じ日本画の道を歩み続ける福王寺一彦の展覧会を開催します。

福王寺法林は、1920(大正9)年に山形県米沢市に生まれました。1936(昭和11)年に画家を志して上京するも、まもなく太平洋戦争が勃発し、兵役につきました。終戦後、米沢に戻った福王寺法林は日本画の制作に励み、1949(昭和24)年より日本美術院展覧会に出品し、1960(昭和35)年に日本美術院同人になりました。綿密な観察とスケッチをとおし、静謐で情感の漂う身近な暮らしや風景を描いた福王寺法林は、1974(昭和49)年のネパールとヒマラヤへの取材旅行を契機に、晩年に至るまで荘厳で神秘的なヒマラヤの風景を描き続けました。

1955(昭和30)年、東京都三鷹市に生まれた福王寺一彦は、幼いころから日本画に親しみ、高校を卒業後、本格的に日本画家として活動をはじめました。1978(昭和53)年に日本美術院展覧会に初入選して以降、インドやネパール、ヒマラヤ、ヨーロッパに取材した作品を制作し、1992(平成4)年に日本美術院同人となり、2000(平成12)年には日本藝術院賞を受けました。取材した土地と人々に目を向けた情緒ある田園風景や、幻想的な場面を構築する福王寺一彦は、父 福王寺法林から画家としての志を受け継ぎながらも、独自の絵画世界をつくりだし、私たちに示してくれます。

本展では、福王寺法林と福王寺一彦の本画ととともに、その制作過程の一端をうかがい知ることのできる素描も加え、約60点を展覧いたします。
10.関連事業 アーティスト・トーク

本展覧会出品作家 福王寺一彦氏が展覧会をご案内します
日時:4月26日(土)、5月6日(火)、25日(日) 各回14:00〜15:00
参加:申込不要、ギャラリーへ直接お越しください(要観覧券)
ギャラリー・トーク

担当学芸員が展覧会をご案内します
日時:5月3日(土)、17日(土) 各回14:00〜15:00
参加:申込不要、ギャラリーへ直接お越しください(要観覧券)
11.問い合わせ先 鶴岡アートフォーラム
〒997-0035 鶴岡市馬場町13-3 TEL:0235-29-0260
 
 
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