鶴岡市は1969（昭和44）年に鹿児島市と兄弟都市盟約を結びました。鹿児島は黒田清輝や藤島武二、和田英作など、日本の近代洋画を代表する画家を生み出した地であり、 同市の美術館ではそうした近代の美術をはじめとして、郷土に関わる作品を多く収蔵しています。 加えて、明治以降の日本の美術を考えるうえで欠くことのできない、印象派から現代へと至る西洋絵画のコレクションも有しています。

本展ではその豊富な収蔵作品の核となる黒田清輝、藤島武二、和田英作らの近代絵画を中心に、鹿児島にゆかりのある作家と作品、コレクションの特色のひとつを成す桜島をテーマにした作品を展覧します。 また、貴重な西洋絵画のコレクションから、黒田清輝の師であるラファエル・コランの油彩画と、特別展示として印象派の画家カミーユ・ピサロの《ポントワーズのレザールの丘》を加え、合わせて85点を紹介します。

1. ゲスト・トーク

展覧会のオープンを記念して、鹿児島市立美術館学芸員にお越しいただき、ギャラリー・トークを行います。

日時： 4月25日（土）　14:00〜15:00


2. ギャラリー・トーク

担当学芸員が展覧会をご案内します。

日時： 5月9日（土）、23日（土）　各回14:00〜15:00


※1、2ともに
参加料： 無料　（ただし、入場には観覧券が必要です）
申込み： 不要、ギャラリーへ直接お越しください。