1.企画名 |
郷土ゆかりの企画展覧会 「庄内の美術家たち11 上洛の日本画家 服部五老と富樫景堂」展 ――明治の時、庄内から京都へ赴き、画業を積んだ者たちがいた。―― |
2.会場 | 鶴岡アートフォーラム ギャラリー2 |
3.会期 |
2016(平成28)年2月6日(土)〜3月6日(日) 26日間 月曜休館 |
4.開場時間 | 9:00〜17:30(入場は17:00まで) |
5.観覧料 |
一般200(160)円/高大生100(80)円/中学生以下無料 *( )内は20名以上の団体料金 |
6.内容 |
地域の芸術文化史を見直し、多くの人々に知っていただくことを目的として、郷土ゆかりの企画展覧会「庄内の美術家たち11 上洛の日本画家 服部五老と富樫景堂」展を開催します。
明治30年頃に、鶴岡に生まれながらも、日本画を学ぶために京都へ赴いた人物がいました。
服部五老は1869/1871(明治2/4)年に旧庄内藩士、服部大策の長男として生まれました。
従兄弟には書の大家、松平穆堂がおり、息子の服部二柳も数奇な画人として名を知られています。
画家を志した服部五老は京都へ出て、南画界の重鎮である田能村直入に師事し、のちに高弟となりました。
明治30年代から日本美術協会展や文部省美術展覧会(文展)、日本南画院展に出品し、京都画壇では橋本関雪や竹内栖鳳らと並び称されたと言われています。
一方の富樫景堂は1876(明治9)年に旧庄内藩士、富樫澄の長男として鶴岡に生まれました。
画家を志し、京都へ出たのは1898(明治31)年のことで、四条派の今尾景年に師事し、のちに高弟となりました。
新たな日本画の潮流である日本美術院と日本絵画協会の連合展に出品を重ね、1902(明治35)年には二等褒状を受けています。
京都美術協会でも活躍し、1919(大正8)年発行の『京都画壇の壱百人』にその名前を見ることができます。
本展覧会では、京都画壇に身を投じて活躍した服部五老と富樫景堂の掛軸を中心に、山形美術館が所蔵する富樫景堂の佳作「渓谷舟遊図屏風」を加え、約30作品を展覧します。 |
7.関連事業 |
当館学芸員による作品解説を行います。
参加料: 無料 ※ただし、入場には観覧券が必要です。
ゲストの三瀬夏之介さんと一緒に、開催中の展覧会を観覧した後、「日本画」や「東北画」、そして「鶴岡」について談話いたします。
参加料: 無料 ※ただし、入場には観覧券が必要です。
詳細はこちら |
8.主催 | 鶴岡アートフォーラム/鶴岡市教育委員会 |
9.協力 | 公益財団法人致道博物館 |
10.企画 | 鶴岡アートフォーラム |
11.問い合わせ先 |
鶴岡アートフォーラム 〒997-0035 鶴岡市馬場町13-3 TEL:0235-29-0260 |