鶴岡市所蔵作品 常設展示コーナー

鶴岡アートフォーラムでは、ギャラリー1階の一角に「常設展示コーナー」を設置しています。

鶴岡市には1200点以上の美術作品が所蔵されており、市役所や学校などの公共施設に展示・保管されています。
それらの作品を鑑賞していただくため、常設展示コーナーでは年4回に分けてさまざまな作品を紹介しています。

お気軽にお立ち寄りください。
常設展示コーナー
平成30年度 第3期 「線 ―色と形の境界―」
10月3日(水) ~ 12月27日(木) 9:00~17:30

平成30年度第3期のテーマは「線 ―色と形の境界―」です。縦、横、奥行きのある三次元の世界を、平面の絵画として描く場合、物体の輪郭や、明るさによる変化の境目、凹凸、皺などの立体的な造形の端に線を引くことで、空間の広がりや対象の構造を表現することが出来ます。

作中に描かれた線は、対象の形や色、光の当たり方、あるいは位置関係をどのように観察し、構成したのかという画家の意図が反映されたものであり、線の筆跡や太さ、色彩によって、作品全体のもつ印象は多様に変化していきます。

表現技法のなかには、線で下絵を描く水彩画や版画、輪郭を線で縁取ったなかに着色していく日本画の鉤勒法(こうろくほう)など、線が表現の核となるものもあります。伝統的には色を塗り重ねて表現する油彩画も、近代以降は線を用いた様々な表現が発展していきました。

今回の展示では、二点一組の対幅作品を含む、計10点、9作品を紹介します。是非、作品のなかの線のもつ役割や多様な表現に着目して、ご鑑賞ください。

作品リスト
作家名作品名制作年素材・技法寸法(h.×w.)
伊藤 喜久井《秋色》制作年不詳紙本着色116.7×90.9cm
伊藤 喜久井《[火鉢にあたる女性]》昭和38(1963)年紙本着色85.0×60.5cm
大久保 公治《3人のクーニャン》平成5(1993)年板に油彩91.5×117.0cm
五島 弥和太《赤富士》昭和52(1977)年キャンバスに油彩45.5×53.3cm
齋藤 求《砂を運ぶ人》昭和31(1956)年キャンバスに油彩72.7×116.7cm
齋藤 求《裸婦(黄色のシーツ)》昭和61(1986)年キャンバスに油彩97.0×145.5cm
近岡 善次郎《冬の油戸海岸》制作年不詳紙に水彩・インク40.0×52.0cm
成澤 翠映《農婦》制作年不詳絹本着色113.5×36.0cm
成澤 翠映《農婦》制作年不詳絹本着色113.5×36.0cm
山本 甚作《ヨーロッパの街角》昭和54(1979)年紙に水彩54.3×39.5cm
常設展示コーナー館内図
展示場所 1階ギャラリー内 常設展示コーナー
開場時間 9:00~17:30
観覧料 無料
会期 第1期 4月 4日(水) ~ 7月1日(日)
第2期 7月 4日(水) ~ 9月30日(日)
第3期10月 3日(水) ~ 12月27日(木)
第4期平成31年 1月 5日(土) ~ 3月31日(日)
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