鶴岡市所蔵作品 常設展示コーナー

鶴岡アートフォーラムでは、ギャラリー1階の一角に「常設展示コーナー」を設置しています。

鶴岡市には1200点以上の美術作品が所蔵されており、市役所や学校などの公共施設に展示・保管されています。
それらの作品を鑑賞していただくため、常設展示コーナーでは年4回に分けてさまざまな作品を紹介しています。

お気軽にお立ち寄りください。

常設展示コーナー
2025年度 第3期 「絵のなかに吹く風」
2025年10月4日(土) ~ 12月28日(日)

2025年度の第3期は「絵のなかに吹く風」と題して郷土ゆかりの作品を紹介いたします。

絵画はものの形体や色彩を捉え、表現する芸術です。そのため、形や色のないもの、目に見えないものを描くことはできません。しかしながら、直接的にではなく、それによって生じる事象や周囲の状況を捉えることで、その存在を表現することがあります。

今回は「風」という目に見えないものに着目し、絵画のなかでどのように「風」が表現されているのかを読み解きながら、安倍栄作や伊藤喜久井、齋藤求らの9点の作品を紹介します。

また、特別展示として、平田牧場会長の新田嘉一氏より2005年に鶴岡市へ寄贈された、ベルナール・カトラン作《花》(1977)もあわせて紹介いたします。

2025年度 第3期 「絵のなかに吹く風」
作家名作品名制作年素材・技法寸法(h.×w.)
安倍 栄作《北海の白波》制作年不詳キャンバスに油彩45.5×53.0 cm
伊藤 喜久井《浜の女》平成3(1991)年8月紙本着色116.7×90.9 cm
加賀山 鋼太郎《待春》昭和61(1986)年紙に水彩40.5×59.0 cm
齋藤 求《砂を運ぶ人》昭和31(1956)年キャンバスに油彩72.7×116.7 cm
齋藤 求《墓のある海(佐渡)》昭和55(1980)年キャンバスに油彩53.0×65.2 cm
土井 美淑《嵐の後のヨットハーバー》昭和63(1988)年紙にアクリル80.3×116.7 cm
近岡 善次郎《冬の油戸海岸》制作年不詳紙に水彩、インク40.0×52.0 cm
半澤 満《折紙№06「春馨」》制作年不詳キャンバスに油彩90.9×116.7 cm
布施 悌次郎《桜島》制作年不詳キャンバスに油彩45.5×53.0 cm
カトラン, ベルナール《花》昭和52(1977)年キャンバスに油彩98.5×48.0 cm
常設展示コーナー館内図
展示場所 1階ギャラリー内 常設展示コーナー
開場時間 9:00~17:30 (主催展開催時は主催展に準じる)
観覧料 無料
会期 第1期      4月 5日(土) ~ 6月29日(日)
第2期      7月 5日(土) ~ 9月28日(日)
第3期     10月 4日(土) ~ 12月28日(日)
第4期2026年 1月10日(土) ~ 3月29日(日)
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