郷土ゆかりの企画展覧会
庄内の美術家たち19

開催要項
会期2024年 2月3日(土) ~ 3月3日(日)
休館日月曜日 [ただし、2月12日は開館し、翌13日(火)休館]
開場時間9:00~17:30
※入場は閉場の30分前まで
観覧料一般200(160)円/高大生100(80)円/中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
内容

郷土の芸術文化史をたどり、庄内にゆかりのある作家を紹介する展覧会「庄内の美術家たち」。
シリーズ第19回となる今回は、明治から昭和にかけて活動した庄内の工芸家たちを紹介します。

庄内を代表する工芸には、竹塗や蒔絵などの漆芸と、黒柿細工がありました。
そのうち竹塗は荘内藩お抱えの阿部竹翁(あべちくおう)によってはじめられ、飯塚竹真(いいづかちくしん)[初代]や八幡玉清(やはたぎょくせい)、三浦孝太郎(みうらこうたろう)らに伝えられ、現在も続けられています。

蒔絵師としては、村上村靖(むらかみそんせい)や米村米村(よねむらべいそん)、その子米田(べいでん)らが早く、その後、田村青畝(たむらせいほ)や石川古堂(いしかわこどう)、本間舜華(ほんましゅんか)といった蒔絵師を輩出しました。
黒柿細工に関しては鈴木林治(すずきりんじ)[初代]によってその技術が培われ、その後二代目林治や中山秀邦(なかやまひでくに)、小松文吉(こまつぶんきち)・文一(ぶんいち)といった弟子たちに受け継がれました。

いずれも、現在ではその技術を継承する者は少なく、本展覧会では庄内で活動した彼らの作品を紹介する貴重な機会として、明治から昭和にかけて制作された竹塗や蒔絵などの漆芸と黒柿細工を約40点紹介します。(文中工人名敬称略)

関連企画
  • ギャラリー・トーク
  • 内 容当館学芸員が会場を案内し、作品解説を行います。
    日 時2月11日(日)・25日(日) 
    各日 ①10:00~ ②14:00~ ※各回30分程度。
    参加料無料  ※ただし、観覧券が必要です。
    申 込不要  当日、会場入口にお集まりください。
主催鶴岡アートフォーラム/鶴岡市教育委員会