鶴岡市所蔵作品 常設展示コーナー

鶴岡アートフォーラムでは、ギャラリー1階の一角に「常設展示コーナー」を設置しています。

鶴岡市には1200点以上の美術作品が所蔵されており、市役所や学校などの公共施設に展示・保管されています。
それらの作品を鑑賞していただくため、常設展示コーナーでは年4回に分けてさまざまな作品を紹介しています。

お気軽にお立ち寄りください。

常設展示コーナー
2025年度 第1期 鶴岡―土地と記憶
2025年4月5日(土) ~ 6月29日(日)

郷里鶴岡を描いた作品は多くあります。その土地を示す山など、ランドマークを描いた風景画や、その土地ならではの暮らしや営みを描いた風俗画、あるいは作家の記憶と思想を郷土に投影した絵画などです。
しかしながら、それらの絵画が示す図像や表象は、なぜ鶴岡であることを示すのか、改めて考察することは稀です。

今回は鶴岡を描いた安倍栄作、伊藤喜久井、齋藤求らの絵画9点を紹介し、なぜそれが鶴岡の絵画であるのかを見直すことで、視覚芸術における表現と意味について考えます。
 また、特別展示として、2005年に平田牧場会長の新田嘉一氏より鶴岡市へ寄贈された、ベルナール・カトラン作《花》(1977)もあわせて紹介いたします。

2025年度 第1期 鶴岡―土地と記憶
作家名作品名制作年素材・技法寸法(h.×w.)
安倍 栄作《庄内病院外科より》制作年不詳キャンバスに油彩24.3×33.4 cm
伊藤 喜久井《だるま市》昭和61(1986)年紙本着色162.6×130.4 cm
伊藤 喜久井《のりつみ》制作年不詳紙本着色145.5×112.1 cm
齋藤 求《内川(鶴岡市)》昭和43(1968)年頃キャンバスに油彩72.7×91.0 cm
齋藤 求《浜の人(暮坪)》平成8(1996)年頃キャンバスに油彩72.7×91.0 cm
白幡 進《山麓》平成29(2017)年キャンバスに油彩117.5×91.5 cm
白幡 進《ふるさと》制作年不詳キャンバスに油彩117.0×91.0 cm
野尻 佐太右衛門《ふるさとの山》制作年不詳キャンバスに油彩64.5×91.0 cm
半澤 満《追想―13「春(雛祭り)」》平成25(2013)年キャンバスに油彩90.9×116.7 cm
カトラン, ベルナール《花》昭和52(1977)年キャンバスに油彩98.5×48.0 cm
常設展示コーナー館内図
展示場所 1階ギャラリー内 常設展示コーナー
開場時間 9:00~17:30 (主催展開催時は主催展に準じる)
観覧料 無料
会期 第1期      4月 5日(土) ~ 6月29日(日)
第2期      7月 5日(土) ~ 9月28日(日)
第3期     10月 4日(土) ~ 12月28日(日)
第4期2026年 1月10日(土) ~ 3月29日(日)
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